副業に「投資」を始めたいけど、リスクがあるよね。注意することはあるの?
副業したいけど、会社の決まりで副業禁止なんだよね。「投資」もやっぱりだめかな。
こんにちは、カネコ(@shufukaneko)です。
お金についての心配が尽きない今の時代、特に副業が注目されています。本業の他に収入源を得られると、精神的にも大きな余裕ができますよね。
ただ会社によっては「副業禁止」となっている所も少なくないのが実情。これでは他の収入源を得るのが難しそう。
いえいえ。実は自分の時間を使わず、しかも副業禁止の会社であっても堂々行える副業があるんです。それが「投資」です。
「投資」には次のようなメリットがあります。
もちろん「投資」にはリスクがつきものなため、注意すべき点もあります。
ということで、本記事では副業として「投資」を行うメリットと注意点について解説していきます。次のような方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
副業禁止の会社であっても「投資」なら可能
近年では副業が一種のブームのようになり、多くの人が副業に時間を費やすようになりました。その理由として政府が「働き方改革」の中で、副業を推進していることが挙げられます。
ただし多くの企業は政府の動きとは逆で、未だに副業を認めていません。おそらく本業がおろそかになるのではないか、という危機感からだとは思いますが、今後の資産形成やキャリア形成のためにも今すぐにでも副業を始めたいもの。
2019年のリクルートの調査でも、まだ約7割の企業が副業を禁止しているらしいよ。
しかし「投資」なら「副業禁止」の企業であっても始められます。
そもそも「投資」は副業か?
「投資」が副業にあたるのかという問題についてですが、会社の副業の定義には当てはまらない可能性が高いです。
そもそも副業とは、収入を得るために本業以外の仕事に就いて労働することです。会社からしてみると、当然副業による影響で、本業に支障がでることを避けたいものです。
しかし「投資」というのは、言い換えると「金融商品を購入すること」といえます。本質的には全く別ものですが、行為だけを見ると「宝くじを購入すること」と大差なく、どちらも労働していません。また「資産運用の1つ」と捉えることもできます。家や土地などを購入することと変わらないわけです。

本人の意思とは無関係に、資産を相続することもありますよね。
そのためおそらく副業の定義からは外れるでしょう。もし心配な方は、事務の方にでもあらかじめ確認してみるといいかもしれません。
会社に知られる原因は税金
もし「投資」によって収入を得ていることを会社に知られたくないというのであれば、注意すべきは「税金」です。「投資」によって納税の義務が発生しなければ基本的には会社に知られることはありません。
「投資」によって税金が発生するのは「投資による利益が年間で20万円以上」のときです。「投資」による利益を年間20万円より低くなるように気をつけましょう。
もし「投資」による利益が20万円以上になった場合には確定申告が必要となります。すると会社から請求される住民税の額と確定申告した住民税の額が異なるため、会社に「投資」のことを知られる可能性が出てきます。
住民税には、給与天引きで支払う「特別徴収」と自分で直接支払う「普通徴収」があります。会社に知られないようにするための対策として、前もって手続きを「普通徴収」にしておくことで徴収額を会社に知られないようにしておくことが挙げられます。
ただし必ず知られないという訳ではありませんし、周囲に知られた時に失う信用を考えると、あらかじめ相談した方が無難ともいえるでしょう。

投資は、こそこそするような話ではありませんから。堂々とやりましょうね。
副業として投資を選択するメリット

時間をとられずに収入を得られる
一般的にサラリーマンでは、自分の時間と労力を使ってその代価として収入を得ています。非常に立派なことです。
時間的に余裕がある人ならいいですが、朝早くから夜遅くまで仕事に励み、なおかつ夜中や早朝まで副業に時間を費やすのは、並大抵の努力では続けられません。
また副業のために休日も時間が取れず、家族や大切なパートナーに不快な思いをさせてしまっては本末転倒ですよね。

たまに、この人の一日は30時間くらいあるんじゃないか、と思えるぐらいの成果を残す人いますけどね・・・。僕には無理です。
しかし「投資」では、自分の時間はまったく使わずに収入を得ることができます。もちろん休日も家族と出かけたり、のんびり過ごしたりできます。
カネコの場合で見てみると、過去に投資した株式でこれだけの収入があります。
普段からイオンで買い物をすることが多いため、イオンの株式に投資することで配当収入と株主優待を合わせると年間約18,000円の収入を得ることができます。
現在の株価で言うと、およそ6.8%の利回り。購入当時の株価で計算すると、およそ16.5%もの利回りになります。
この収入は自分の時間を使っているわけではなく、他の人の時間と労力を使って得られています。
収入が大きくなる可能性を秘めている
自分の時間と労力を使って収入を得る場合、どうしても時間と体力に限りがあるため、得られる収入を伸ばすには限界があります。

どんな人でも24時間働き続けるなんて不可能ですからね。
しかし「投資」は他人の時間と労力を使いますので、基本的には得られる収入に上限はありません。原資がある限り、どれだけでも伸ばすことができます。
カネコの2020年7月を見ると、「投資」で10万円以上の収入を得られています。
もちろん本業を超える収入を得ることも可能です。しかし上を見てもらうと分かりますが、損失を生む可能性もあります。

損失についてはシビアに捉えて、管理していく必要がありますよ。
カネコの過去の投資成績については以下の記事をご覧ください。
経済の情報に敏感になる
「投資」を行うと、世界のいろいろな経済に関する情報に敏感になります。
「投資」では各国の発表する経済指標であったり、要人の発言によって相場が大きく動いたりします。そのため、経済の情報についてはどうしても敏感になります。

FOMCの発表など、アメリカの経済に関わる発表は特に影響が大きいです。
だからどうというわけでもありませんが、今までよりも新聞やニュースがちょっと楽しみになりますよ。
投資を副業とする際のたった1つの注意点

それは「投資」を余裕資金で行うことです。
「投資」には必ず波があります。常に投資成績がいいなんてことは全体にありえません。どんな人でも、長く投資をやっていれば悪くなることがあるものです。
投資先にもよりますが、場合によっては価値が0になってしまう可能性もあります。

過去にはFXとCFDで、100万円を超える損失を出したこともあります・・・。完全に黒歴史ですね。
そのため特に慣れるまでは、仮に価値が0になったとしても生活には影響がないようにしましょう。「投資」に失敗して借金するとか、笑い話にもなりませんよ。
副業としておすすめできる投資先

カネコ的副業としておすすめの投資先は次の3点です。
それぞれについて、簡単に紹介しましょう。
CFDによる株価指数への投資

1つ目はCFDによる株価指数への投資です。
CFDとは差金決済といって現物に対する金額を取引するのではなく、取引損益に対しての金額を取り引きするという決済方法です。実際の資金よりも大きな額で取引できるという特徴があります。
CFD取引を行えばリスクは高まりますが、それだけ資金効率が良くなり得られるリターンも多くなります。
ここでの狙い目が「株価指数」に連動する商品です。株価指数とは、NYダウとか日経平均のような多くの企業の株価から算出されるような指数のことです。

株価指数だと値動きが穏やかになって、急な相場の変動が起きにくいんです。
株価指数の動きにはそれぞれ特徴がありますが、長期的に見ると上昇傾向にあります。そのため初心者であっても利益を上げやすいでしょう。
ETFによる株価指数への投資

次におすすめなのがETFによる株価指数への投資です。
ETFというのは上場投資信託のことで、「株式のようにリアルタイムで値動きがあって取引できる投資信託」と思ってもらえれば間違いないでしょう。
また投資信託とは株式をまとめて運用してくれる商品だと思ってもらえればいいです。
一般的に見ると投資信託よりもETFの方が、手数料が安い傾向にあります。そのためETFを利用して、株価指数に投資をするのがおすすめです。

株価指数に投資すれば、株式投資のように一社ずつリサーチする必要がないのもポイントです。
株主優待狙いでの株式への投資

最後におすすめなのが株式優待狙いでの株式への投資です。
株式へ投資する際は、その会社について決算書や四季報などでリサーチするものですが、知識や時間が必要なこともあり、容易ではありません。
そこで副業としては、株式優待を狙っていくことがおすすめです。深い知識がなくても食事券がもらえたり、キャッシュバックを受けられたりするという情報なら分かりやすいでしょう。
狙い所は、普段よく行くお店の株主優待です。株主優待の金額が多くても、まったく利用しないサービスなら意味がないですから。カネコなら家族でよく行く「マクドナルド」か、ギフトカードがもらえる「日産自動車」あたりを狙いますね。

どれぐらいの優待がもらえるのか、金額や量が確定しているのも分かりやすくていいですね。
さらに株式優待が有名な会社は、株価が下がりにくいという特徴もあります。
まとめ
本記事では副業として投資をおすすめする理由についてお伝えしてきました。投資をすることによって、自分以外の時間と労力を使えると、大きく収入を伸ばすきっかけになります。
もちろんリスクはつきものですので、いい加減に捉えず厳密に管理していく必要があります。しかしリスク管理さえしっかりと行っていけば、長期に渡ってわれわれの味方でいてくれます。
投資について迷っている方は、ぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか。
コメント