楽天ポイントが貯まっているんだけど投資に使えないのかな?
楽天証券でポイント投資を始めたいんだけど、どんな銘柄がおすすめ?
こんにちは、shufukaneko(@shufukaneko)です。今回は上のような悩みを解決します。
本記事では楽天証券のポイント投資について詳しく解説します。
楽天証券のポイント投資では、少額から手軽に投資が行えるうえに、自分の資産が減るリスクを負わずに本格的な投資も行えます。また銘柄をきちんと選択すれば経済成長の恩恵にあずかることも可能です。さらに楽天サービスとの連携もうまく使って運用を行うことで、お得に楽天ポイントを貯められます。
私が実際に運用している成績についても載せてありますので、およその利益のイメージを掴んでもらえたらと思います。
この記事を書いている僕は、こんな人です。投資経験は10年以上あり、現在も投資のかせぎのおかげで生活できています。
こんな人はぜひチェックしてみてください。他のポイント投資については以下の記事で紹介しています。よければご覧ください。
楽天証券のポイント投資とは?

楽天証券の最大の良さとは楽天と連携できる点です。楽天と連携することで「楽天ポイントを投資」できてしまいます。
楽天ポイントを投資するということは「楽天ポイントを使って金融商品を買える」ということ。つまりポイントで投資をするので、自分のお金を持ち出す必要がありません。損をしたとしてもポイントが減るだけ、投資を始めるにはぴったりの方法ですね。
さらに、実は楽天証券のポイント投資には初心者向けの嬉しい特徴があります。
投資初心者向けの優しい特徴
楽天証券のポイント投資は自分の現金を持ち出さずに投資を始められるため「初心者におすすめの投資方法」といえます。さらに楽天証券では初心者に優しい3つの特徴があります。
1.100ポイントから投資可能

楽天証券のポイント投資の投資信託であれば100ポイントから利用可能。まとまったお金を準備するのが難しい人や投資初心者の方でも、楽天ポイントを使って手軽に始められます。
2.NISAやつみたてNISAの利用が可能

楽天証券のポイント投資はNISAやつみたてNISAの利用ができるため、税制での優遇も受けられます。
NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
引用:「NISAとは?」- 金融庁
NISAでは年間120万円まで、つみたてNISAでは年間40万円までが非課税で運用できます。まだNISAの口座を開設していないという人は、ポイント投資を機に開設してみるのもいいでしょう。
3.積立投資もポイントを使える

楽天証券では楽天ポイントを使った積立投資も行えます。毎回投資の手続きを行わなくても、自動でポイント投資を行ってくれるため手間が大きく減ります。
また毎月同じ額を購入するという方法は「ドルコスト平均法」と呼ばれる代表的な投資手法の一つで、平均取得額を下げる効果があるため、おすすめです。
始める前に知っておきたい注意点

期間限定ポイントは投資に使えない
楽天で行われるキャンペーンなどでは「期間限定ポイント」が獲得できます。しかし楽天証券でポイント投資を行う場合、利用できるのは通常の楽天ポイントのみで期間限定ポイントは利用できません。
有効期限が迫っている期間限定ポイントを、ポイント投資で使い切るという利用方法はできませんので知っておきましょう。
買付手数料は無料だが運用管理費がかかる
楽天証券で取り扱っている投資信託の銘柄は2,690本 (2020年9月11日時点) ありますが、買付にかかる手数料は全て無料になっています。
ただし投資信託を運用する場合、運用ファンドへの信託報酬を含んだ管理費用というものがかかります。
なるべく運用管理費が安いものを選んだ方が、有利な条件で取引できますね。
利益に対して税金がかかる
楽天証券のポイント投資は、運用の結果ポイントが増えるわけではなく、ポイントを利用して金融商品を取引して現金が増える仕組みです。
そのため取引の結果利益が出れば20.315%(所得税15.315% + 住民税5%)の税金がかかることになります。 (2037年末までは所得税に2%の復興特別所得税が上乗せされています。)
参考:No.1463 株式等を譲渡したときの課税(申告分離課税) – 国税庁
ただ利益が出ていない取引 (損失が出た取引)については税金がかかりません。
楽天証券のポイント投資おすすめの銘柄

投資の経験がない人や経験が少ない人は、短期ではなく「長期での運用」を想定した方がいいです。「長期での運用」だと次のようなメリットが挙げられます。
長期での運用を考える場合は「信託報酬を含んだ管理費用」が安いものを選びましょう。運用期間が長くなればなるほど、その影響は大きくなります。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天VTIと呼ばれるこの商品は、アメリカのバンガード社が運用する「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI) 」に主に投資する商品です。そしてVTIと呼ばれるこのETFは、ざっくりとアメリカ経済全体に投資するような商品といえます。
商品名 | 楽天・全米株式インデックス・ファンド |
設定日 | 2017年9月29日 |
償還日 | 無制限 |
ファンドの管理費用 | 0.162% |
買付手数料 | 0円 |
リターン率 (半年) | 37.83% |
リターン率 (半年) – 楽天証券分類平均 | 34.94% |
リターン率 (1年) | 9.58% |
リターン率 (1年) – 楽天証券分類平均 | 5.19% |
楽天VTIには次のような特徴があります。
まずアメリカ経済全体の成長力に投資できるという点です。アメリカ経済は日本の経済とは違い、長年にわたって成長を続けています。アメリカの代表的な経済指数であるNYダウ平均に限って言うと、20年前に比べて現在の価格およそ4倍です。この大きな成長力に投資できる点は大きいでしょう。
また管理費用が最低クラスの0.162%という点です。0.162%であれば、100万円を投資すれば年間で1,620円です。1万円の投資であれば、わずか16円程度しかかかりません。
また同じ分類の平均運用成績と比べても、優れた成績を収められていることがわかります。特にこの1年間のリターン率で見ると、分類平均成績が5.19%なのに比べて、楽天VTIは倍近い9.58%の成績を収められていますね。そのパフォーマンスから「投信ブロガーが選ぶ!Found of the Year」にも選出されています。
運用成績
私も実際に2018年の10月より楽天ポイントによる投資を行っています。以下に参考までに実際に運用している成績を公開します。

2018年10月の終わりからちょこちょこポイントで買い始め、順調に利益が膨らみ始めていますね。買うタイミングは基本的に不定期ですが、月に1回ほど、500~1,000ポイント程度で購入を行ってきました。
2020年9月11日時点では、次のような成績となっています。
保有数量 | 29,740 口 |
基準価額 | 12,713 円 |
評価額 | 37,808 円 |
評価損益 | +4,102 円 |
損益率 | +12.17 % |
およそ2年弱で約12%の含み益が出ています。コロナの影響で一時的に株価が大きく下がったにも関わらずこれだけの成績を出せていることに驚きです。経済の力強さを感じますね。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、主に日本を除いた世界の主要先進国の株式に投資して「MSCIコクサイ・インデックス」に連動するような成果を目指すETFです。ざっくりと日本以外の主要国に投資するような商品といえます。
商品名 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド |
設定日 | 2013年12月10日 |
償還日 | 無制限 |
ファンドの管理費用 | 0.1023% |
買付手数料 | 0円 |
リターン率 (半年) | 36.81% |
リターン率 (半年) – 楽天証券分類平均 | 35.12% |
リターン率 (1年) | 7.59% |
リターン率 (1年) – 楽天証券分類平均 | 6.91% |
ニッセイ外国株式インデックスファンドには次のような特徴があります。
まず世界経済の成長力に投資できる点です。投資対象が世界全体とかなり広いため分散効果が高く、特定の要因による値下がりの影響を受けづらいといえるでしょう。
運用管理費は0.1023%で、楽天証券で扱っている2,600種類以上の投資信託の中でも3番目の安さをほこっています。100万円を投資しても年間で1,023円しかかかりません。1万円の投資なら10円程度です。
また同じ分類の平均運用成績と比べても、優れた成績を収められていることがわかります。運用管理費の安さやそのパフォーマンスから「投信ブロガーが選ぶ!Found of the Year」にも選出されています。
運用成績
ニッセイ外国株式インデックスファンドも2018年10月より楽天ポインを利用して購入しています。以下がその運用成績です。

楽天VTIほどではありませんが、順調に利益が出ていることがわかります。楽天VTIほどちょこちょこ積み立ててはおらず、2018年に一度、2019年に一度購入して、あとは基本的にほったらかしです。それでも2020年9月11日時点では、次のような成績が出ています。
保有数量 | 1,855 口 |
基準価額 | 17,374 円 |
評価額 | 3,223 円 |
評価損益 | +407 円 |
損益率 | +14.44 % |
楽天VTIと同様にコロナウイルスによる経済危機の影響があったにも関わらず、2年で14.44%の利益率を出せていますね。運用管理費も安いため、今後も継続して長期運用していきたいです。
楽天証券のポイント投資おすすめのやり方

楽天証券でポイントを投資する際は、次のような方法でお得に運用ができます。ぜひ参考にして始めてください。
毎月500ポイント以上の投資
毎月500ポイント以上投資することです。なぜなら楽天証券で月に500円ポイント以上を投資信託に投資すると、SPU (スーパーポイントアップ) というサービスの対象となって、楽天での買い物のポイント倍率が1倍上がるからです。
どうせ投資を行うなら上手にポイントを使って、より多くの楽天ポイントを獲得しましょう。
ポイントを使った積立投資
毎月一定料のポイントを獲得できる見通しがあるなら、ポイントを利用した積立投資を利用するといいでしょう。毎月買付を行う手間も大きく省けます。
また積立を行うのに、「ポイント+現金」という設定も行えます。ポイントだけでは不安という人も、現金と合わせてコツコツと資産運用が行えますよ。
楽天銀行とのマネーブリッジ
楽天証券をマネーブリッジというサービスで楽天銀行と連携を行うと、次のような特典があります。
キャンペーンを利用すると、さらに楽天ポイントを獲得することも可能です。ぜひお得にポイント投資を始めてみましょう。
まとめ
本記事では楽天証券のポイント投資について解説してきました。
私自身ポイント投資を始める前までは、楽天ポイントを獲得したらそのポイントをしようするために買い物を多くしていました。しかし2年ほど前からそのすべてを投資に使い、今では約4,500円の含み益が出ています。
普通に考えたらポイントが4,500円分も増えるなんてすごい話ですよね。でもこれが投資です。使っていない楽天ポイントがあるなら、ぜひこれを機にポイント投資を始めてみてはいかがでしょうか。
それでは。
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