バックテストのためにヒストリカルデータをダウンロードしたいけど、どこからダウンロードすればいいの?
MT4でヒストリカルデータをインポートしたいけど、手順がややこしくって分かりづらいわ。
こんにちは、カネコ(@shufukaneko)です。
MT4の大きな特徴はバックテストができること。でもヒストリカルデータのダウンロードに手間がかかったり、インポート手順が複雑で迷ったりすることも多いでしょう。
しかしFXTFなら誰でも簡単にヒストリカルデータをダウンロードできます。
なぜなら通貨ペアごとにワンクリックでダウンロードできるようになっており、しかもフォーマットの変更も必要ないため、そのままインポートできるからです。
ということで本記事では「FXTFのヒストリカルデータのダウンロード方法からインポート方法」まで解説します。この記事を読めばMT4を初めて使う人でも迷うことなくバックテストに臨めるようにますよ。
FXTFとは
FXTFとはゴールデンウェイ・ジャパン株式会社が運営するFX会社であり、国内でMT4による取引に対応しているFX会社のうちの一つです。
意外と、あまり知らない人も多いんですよね。
国内で運営されているFX会社の中でも、「FXTF」はかなり優秀でおすすめのFX会社です。
おすすめの理由は次の3つ。
まずMT4を利用できるというポイントが大きいです。MT4を利用したいからFXTFを選ぶという人も少なくないでしょう。
また取引手数料が無料なうえに、スプレッドも国内でもNo.1と言えるほど極めて狭いです。FXTFでは「日本No.1最狭スプレッド挑戦計画」と銘打って、とにかく利用者にとって有利なスプレッドを設定しています。
例えば、
- 「米ドル/円」であれば0.1銭
- 「ユーロ/ドル」であれば0.2pips
- 「ユーロ/円」であれば0.3銭
と、おそらくメジャーな通貨ペアでは国内でもっとも狭いスプレッドを設定しているでしょう。
そしてヒストリカルデータが利用できるのは、トレーダーにとって非常に大きなメリットといえます。ヒストリカルデータについては、次項で詳しく解説します。

なんだかとってもがんばっているFX会社、ということが分かってもらえればOKです。
またFXTFについては以下の記事の中でも詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。
FXTFでMT4用のヒストリカルデータがダウンロードできる
FXTFがおすすめの理由として、ヒストリカルデータが取得できるということを紹介いたしました。しかし、FXTFで取得できるヒストリカルデータは少し違います。
ワンクリックで2012年~のヒストリカルデータがダウンロードできる
FXTFのヒストリカルデータの良いところは、ワンクリックでダウンロードできるところ。
他のFX会社でもヒストリカルデータを取得できるところはあります。しかし年ごとや月ごとにデータが別れているところが多いです。もちろん別れていた方がデータサイズは小さくダウンロードはしやすいです。また管理する側も別れていたほうが管理しやすいでしょう。
しかし利用する側にとっては不便極まりないです。ヒストリカルデータは主にバックテストに用います。一定の期間だけダウンロードしてバックテストに用いたいという需要は非常にまれで、多くの人は可能な限り古いデータから全て入手するでしょう。もし期間を絞るなら、システム内で設定できますから。

以前クリック証券のヒストリカルデータを利用しようと思ったけど、ダウンロードに手間がかかりすぎて断念した経験があるよ・・・
例えば月ごとにデータが別れていた場合、2012年1月から2019年12月までのデータをダウンロードしようと思うと合計96回のダウンロード作業が必要になります。おそらく数十分はかかるでしょうね。
一方FXTFでは通貨ペア毎に分類されているため、ワンクリックでダウンロード作業ができます。手間も時間も必要なく、作業時間は長くても数分で済むでしょう。
ダウンロードできるヒストリカルデータの種類
さらにFXTFでは豊富な種類のヒストリカルデータが用意されています。なんとFX用の通貨ペアだけでなく、CFD銘柄、さらに仮想通貨のヒストリカルデータまであります。
ダウンロードできるヒストリカルデータは、通貨ペア22種類、CFD銘柄4種類、仮想通貨4種類の計30種類に及びます。

最近はCFDの取引もさかんになっていますから、便利ですね。でも仮想通貨まであるなんてすごい!!
FXTFでMT4用のヒストリカルデータを取得する方法
FXTFでヒストリカルデータを取得する手順はいたって単純で、以下の流れで行えば迷わずにダウンロードすることができるでしょう。
- FXTFのマイページへログインする
- ヒストリカルデータのページから目的のデータをダウンロードする
ではそれぞれの手順についてかんたんに見ていきましょう。
1.FXTFのマイページへログインする

公式サイトのトップページからログイン画面へ移動します。

ログイン画面のログインIDの箇所に「口座開設完了のお知らせ」の手紙に書いてある「FXTFMT4 ログインID」を入力します。またパスワードの箇所に手紙内の「パスワード」を入力します。入力が完了したら「ログイン」ボタンをクリックしましょう。
ちなみに「バイトレ ログインID」、「その他ツール ID」でもログイン可能です。

なお初回ログイン時にはパスワードの変更を求められます。指示通りに10文字以内のパスワードに変更しましょう。
2.ヒストリカルデータのページから目的のデータをダウンロードする

マイページにログインしたら、画面左側「チャートデータ」ボタンをクリックして、ヒストリカルデータのページへ移動します。

ヒストリカルデータのページが表示されたら、目的の通貨ペアや銘柄をクリックしてヒストリカルデータをパソコンに保存します。

保存されるのは画面左側のような「zipファイル」ですが、適当なソフトで解凍すると「csv ファイル」となり、このファイルの中身をヒストリカルデータとしてMT4にインポートすることになります。
MT4へヒストリカルデータをインポート手順
次にダウンロードしたヒストリカルデータをMT4へインポートする方法についてお伝えします。
ヒストリカルデータのMT4へのインポートは、以下の手順で行います。
- MT4のインストール
- ヒストリカルデータの削除
- ヒストリカルデータのインポート
- インポートしたヒストリカルデータの確認
ではそれぞれの手順について確認していきましょう。
MT4のインストール
まず取引ツールであるMT4を、パソコンにインストールします。既にインストール済みの方はとばしてください。

FXTFのマイページ左側の「FXTF MT4 ダウンロード」のボタンをクリックします。

するとMT4のダウンロードページに来ますので、中央の「MT4ダウンロード」ボタンをクリックしてください。

セットアップ用の実行ファイルがダウンロードされますので、あとは実行してインストールするだけです。インストール作業については割愛します。

インストール中、またインストール完了後に上の画面のような「MQL5」への登録を促すような画面が表示されます。しかし登録の必要はないので、そのまま消しても問題ありません。
ヒストリカルデータの削除
インストールしたMT4には既にヒストリカルデータが入っています。しかしバックテストを行えるほど信頼性の高いデータとは言い切れません。
そのため目的のヒストリカルデータをインポートする前に、一度既存のヒストリカルデータを削除します。

インストールが終わるとMT4が自動で立ち上げあるので、まずサーバーを選択します。「FXTF-Live」のサーバーを選択して「次へ」をクリックしましょう。ちなみに「FXTF-Demo」はデモ口座で使うサーバーです。

続いてサーバーへログインします。「口座開設完了のお知らせ」の手紙に書いてある「FXTFMT4 ログインID」でログインします。「パスワード」は初期パスワードから変更済みなはずですので、自分で決めたパスワードを入力しましょう。

チャートが表示されてMT4内のメールボックスにメールを受信できていれば、正しくログインできている証拠です。

まずメニューの「ファイル」から「データフォルダを開く」を選択します。

するとMT4のデータが格納されたフォルダが開くので、「history」を選択します。

次に「FXTF-Live」を選択します。

フォルダの中身が表示されますが、「FXTF-Live」フォルダはいったん操作せずに、このまま置いておきましょう。

次にMT4の右上の「×」で、MT4を終了させます。MT4がシステム終了時にも生成するファイルも削除する必要があるため、システムの終了が先になります。

MT4が終了したら「FXTF-Live」フォルダ内のすべてのファイルを選択して、削除します。削除が完了したら、MT4を再起動しましょう。
ヒストリカルデータのインポート
続いてヒストリカルデータをMT4内にインポートしていきます。

MT4内の「ツール」から「ヒストリーセンター」を選択します。

ヒストリーセンターが開いたら、左側のツリーの「Forex -cd」をクリックして通貨ペアの一覧を表示させます。通貨ペアの一覧から、目的の通貨ペアを選びましょう。
今回は「EURUSD」を例にして作業していきます。

インポートするヒストリカルデータは1分足のデータになるため、「1分足」をダブルクリックで選択して、「インポート」ボタンをクリックします。シングルクリックでは選択できないため、注意しましょう。

インポート画面を表示させたら、「参照」をクリックしてダウンロードしたヒストリカルデータを選択します。すると中央の表にインポートするヒストリカルデータの中身が表示されます。
もしデータの中身が表示されない場合は、正しく通貨ペアと時間足が選択できていない可能性があります。もう一度戻って選択し直してください。

「OK」をクリックすると、ヒストリカルデータの中身がインポートされます。これでインポートの完了です。
インポートしたヒストリカルデータの確認
最後にヒストリカルデータが正しくインポートされているかを確認する方法についてです。

まずインポートした通貨ペアの1分足チャートを表示し、自動スクロールをオフにします。

次にチャート上でキーボードの「HOME」ボタンを押します。するとチャートの左端に移動します。チャート下の日時が2012年を示していれば、ヒストリカルデータが正しくインポートされたことが分かります。
まとめ
本記事ではヒストリカルデータのダウンロードから、MT4へのヒストリカルデータのインポート方法について解説してきました。
バックテストを行わずに自動売買を運用することは、地図やコンパスを持たずに森をさまようようなもの。生きて帰れる保証はありません。FXやCFDを自動売買で運用する場合、バックテストは必須です。必ずやりましょう。
またバックテストを行うには精度が高いヒストリカルデータが必要になります。ぜひ一括でダウンロードできるFXTFのヒストリカルデータを利用するといいでしょう。
コメント
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